『聖徳太子コード』特別編「東北の鬼と聖徳太子がこの地に託したもの」(4)
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  • 執筆者の写真中山康直

『聖徳太子コード』特別編「東北の鬼と聖徳太子がこの地に託したもの」(4)

更新日:4月23日

画像:『聖徳太子コード』特別編「東北の鬼と聖徳太子がこの地に託したもの」

東北の民間信仰の神「アラハバキ」

すでに当シリーズ(1)の冒頭でも書いているし、講演会などで何十年も前から言ってきていることだが、日本における鬼の正体とは、縄文人のことだと重ねて明言しておきたい。


鬼はアースキーパーとして、何万年も前から存在している人類の祖先かもしれない。それは主に東北で古くより信仰されてきた神「アラハバキ」に、アニミズムのルーツが秘められていることと関係している。


アラハバキとは、「精霊の胎盤」を意味しているのだ。


『聖徳太子コード〔下巻〕』では、このアラハバキについても深く考察し、一般的にいわれているものとは違う、宇宙的な視座に基づいてのアラハバキの実像に迫っているので、是非とも楽しみにしていただきたい。



「三つの戸」が開くと、本来の「アマテラス」が復活する!

「岩戸」と「後戸」が開かれようとしている今、もうひとつの扉が浮上している。それは、鬼や天狗や人魚などの「異種の民」が守ってきた山と海の境界線にある「龍戸」である。



「岩戸」と「後戸」と「龍戸」―――すなわち、(天)(地)(人)―――この三つ巴の戸が開かれない限り、アマテラスの復活はありえない。



アマテラスの復活についてはここでは触れないが、とんでもない背景が潜んでいることがわかっている。


『聖徳太子コード〔下巻〕』に記しているので、そちらをお読みいただきたいと思う。

摩多羅神

後ろ戸の神とされる「摩多羅神」。『聖徳太子コード〔上巻〕』では、この神が「ミロク」であることを示している。後戸は秘められた空間であるとされ、鬼も後戸から出現するといわれる。



「聖徳太子コード」から「アマテラスコード」を開く

当シリーズ(2)で触れた「日高見国」の北上山地最高峰である早池峰山(岩手県)には祓戸大神(はらえどのおおかみ)の一柱である瀬織津姫が眠っている。


瀬織津姫は麻そのものであり、“次の元”のゲートを開き、「多次元進化の母体・レムリア」を再起動させる役割を担う「アマテラスコード」のカギを握っていることは間違いない。

宇宙視座で見れば、瀬織津姫とは個体としての神名というより、意識体としてのエネルギーである。


やがて、その「瀬織津姫意識」は、人類の中から浮上してくるのだ。


「聖徳太子コード」は"人の心"の扉を開き、「アマテラスコード」は”天地”を開くーー。


「東に太陽・北に星」、東北には、この二つのコードが今も息づいており、いずれ月山からツキヨミがえり、天体と人体が結ばれて本当の神話が始まるだろう。

写真:月山

(画像は、つるおか観光ナビ様 https://www.tsuruokakanko.com/spot/344 からお借りしました)



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