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執筆者の写真中山康直

『聖徳太子コード』番外編【天地龍球の風に乗って】①琉球に眠る「世海」の秘密

更新日:6月1日

画像:『聖徳太子コード』番外編【天地龍球の風に乗って】
 

今回は、「龍の戸」が開かれるという2024辰年にちなんで、琉球から龍宮城の風をお届けしたいと思います。

 

①琉球に眠る「世海」の秘密


第3の扉「龍の戸」


「龍の戸」とは、玄関である「天岩戸」と、勝手口となる「後ろ戸」に続いて、山と海の境界線にある人間には見えない扉であり、風水では龍脈として捉えられた龍が行き来する道に通じる門戸のことである。


写真 龍の戸

今から30年ほど前、日本神話のルーツが沖縄全域に残されていることを知ったことから、琉球には毎年何回か訪れていた。ところが、数年前に「世海の秘密」に触れたことがきっかけとなり、そこから琉球各地に横たわる太古の足跡を調査しながらも、頻繁に巡礼に訪れるようになった。ちなみに「世海」とは「海から蘇る世界」を表している。


『聖徳太子コード』下巻~宇宙未来記~に詳しく掲載しているが、琉球沖縄は、言わずと知れた龍宮城伝説が色濃く残る聖域であり、レムリアの痕跡があちらこちらに見られる地球遺産級のスポットだ。今まで琉球には何度も上がらせていただき、沖縄県の各島に残る古代文明の遺跡やその痕跡に触れる機会に恵まれた。



世界の文明と深いかかわりをもつ琉球


琉球開闢の神話に登場する男女神やニライカナイからの来訪神などは、南島民間神話として、台湾やフィリピン諸島でも類似の物語が伝えられており、太平洋上にあったといわれるムー大陸や伝説のスンダランドとの共通性も浮上してくる。

それらの古代文明との関係性において、ある時「沖縄のロゼッタストーン」といわれる線刻石板と繋がり、昨年その石板のひとつが手元にやってきたことで、琉球各地の調査と聖地巡礼に拍車がかかった。


沖縄の線刻石板については、『聖徳太子コード』上巻~地球未然紀~に書いているので、ここでの具体的な説明は割愛させてもらうが、環太平洋の先住民をはじめとして、世界の古代文明と深い関わりをもつことが分かっている。

じつは今から37年前に、この石板について、ホピの長老から直接メッセージを伝えられていたのだが、当時は何のことかさっぱり分からず、時の流れとともに記憶の奥にしまわれていった。それから月日は流れていき、様々なパズルのピースがはまったことで、世界各地の先住民の預言とのリンクもあって、石板の存在についての真相がだんだんと明確になってきたのだ。


琉球に眠る太古レムリア文明の痕跡と龍宮城の奥深い記憶、そして、遥か昔、環太平洋の先住民たちが琉球で結んだ約束の記録を辿っていくうちに、ニュージーランドやハワイ、イースター島をはじめとして、マヤ文明との密接なラインも見えてきた。

さらには、シュメール文明やエジプト文明、古代ユダヤとの関連も紐解かれていき、琉球の島々は世界の縮図といわれる日本列島の雛型を担っている「始まりの聖地」として、失われた古代文明が今もなお琉球各地に息づいていることを発見するに至ったのだ。


画像 『日本は世界の縮図』


弥勒の世の果報


琉球にはあらゆる世界観をチャンプルにしてきた悠久の歴史がミルフィーユのように重なっており、海上ルートのHUBとしても重要な役割を担ってきたことから、とても大切なメッセージが示し申されている。それは、太古の時代に結ばれた「大きな和」の約束を果たしていくという重要なメッセージでもあり、同時に「弥勒世果報(みるくゆがふ)」の到来を示唆しているのだ。




 

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